2024年度能登半島地震復興支援活動のまとめ

2024年1月に発生した能登半島地震を受け、OCTくん研究室では、被災地の支援活動を継続して行ってまいりました。スポーツやeスポーツを通じて、避難所や仮設住宅での活動を次にまとめます。

4月29日:避難所でのeスポーツ交流会(松任総合運動公園体育館)

年度初めの活動として、避難所となっていた松任総合運動公園体育館にて「いきいき健康サロン」を実施しました。GENESIS株式会社が主催するなか、本研究室の学生たちがボランティアとして協力し、避難所を利用されている方々を対象としたeスポーツ交流会を行いました。ゲームを通じたコミュニケーションにより、慣れない避難所生活を送る皆さんのリフレッシュの場となるよう努めました。

5月26日:被災地でのeスポーツ体験会(東陽中学校体育館)

5月には、道路の復旧が進み、現地での活動が行えるようになりました。石川eスポーツ協会が主催する体験会に協力し、避難所となっている東陽中学校体育館を訪問しました。金沢星稜大学人間科学部の学生ボランティアが参加し、避難生活を送る方々にeスポーツを体験していただきました。操作方法をサポートしながら一緒にプレーを楽しむことで、世代を超えた温かい交流が生まれました。

6月:特別支援学校および珠洲市内の現状視察(七尾特別支援学校珠洲分校)

6月には、石川県立七尾特別支援学校珠洲分校を訪問し、学生と共に珠洲市内の被災状況および学校現場の視察を行いました。この活動は、被災地における教育環境の現状を正しく把握し、今後の「復旧・復興教育」に関する研究を深めるための重要な調査の場となりました。また、参加した学生にとっては、現場の課題を肌で感じ、支援のあり方を真摯に考える貴重な経験となりました。

7月14日:大川ビーチ浜開きでの復興支援とスポーツ交流

7月には、町野復興プロジェクト実行委員会が主催する「大川ビーチ浜開き」に参加しました。被災地の復興を願い、金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科の学生たちはビーチサッカーやビーチバレーなどのスポーツ活動に加わったほか、会場の片付け作業にも汗を流しました。スポーツの力で地域を活気づけるとともに、復興に向けた現場の作業を直接支える機会となりました。

7月24日:子どもたちに笑顔を届ける体験会(輪島市児童センター)

輪島市の福祉環境部子育て支援センター・児童センターにおいて、石川eスポーツ協会主催の体験会が開催されました。金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科の学生たちも運営をサポートし、地元の子どもたちと一緒にゲームを楽しみました。震災後、遊びの場が限られていた子どもたちにとって、学生との触れ合いが笑顔を取り戻すきっかけとなるよう活動しました。

8月20日:仮設住宅での健康維持と交流(町野町第二団地)

7月に仮設住宅が完成したことを受け、OCTくん研究室の主催により、町野町第二団地(仮設住宅)にてトレーニングマシンとゲームの体験会を実施しました。学生とダンスゲームを楽しむことに加え、トレーニング学を専門とする本学の井川先生を招き、設置されたマシンの正しい使い方の説明会を行いました。仮設住宅での生活において課題となる運動不足の解消と、健康意識の向上をサポートしました。

2月28日:石川県事業への運営協力(町野町第二団地)

2月には、石川県(健康福祉部長寿社会課)の委託を受けた石川eスポーツ協会とともに、町野町第二団地の仮設住宅にて再び体験会を行いました。学生たちはこれまで培った経験を活かし、参加者の皆さんに寄り添った運営をサポートしました。長期化する避難生活のなかで、eスポーツ・ゲームがコミュニティを繋ぎ止める大切な役割を担っていることを改めて実感する活動となりました。

2024年度の活動を通じ、学生たちは地域の方々と深く関わりながら、スポーツやeスポーツが持つ社会貢献の可能性を学びました。今後も被災地の状況に寄り添いながら、大学としてできる支援を継続してまいります。

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